さつまいも1本、クレヨンかクレパス、色鉛筆、カッターナイフ、はさみ
はて 何の実習か説明もなし
岩崎寛先生「今日は皆さんにさつま芋とじっくり向き合ってもらいます。
人生でこんなにもさつま芋のことを考えることはないでしょう」???
実習の意図は深まるばかり、、、
白い画用紙が配られますが、まだ描いてはいけない。先生の指示順のように
描くようにと。
① お芋をじっくり観察
②芋の断片をカッターで切り取り
色鉛筆で、お芋の中身の色塗
③②の上に重ねて、実物よりだいぶ大きめにクレヨンで色塗りの指令
④実物大位にハサミで切り取る
⑤切り出したお芋を自由に、色画用紙(紫・水色・黄色・ピンク等)を選び
自由に描くという指令❣
ちなみに学友たちは、お芋をボートや気球に見立てたりした作画。
わたしは、スポーツクラブのクリスマスズンバの衣装のことしか浮かばず
サンタ芋さんに決定。あとは、手が勝手にお絵描きしました。
切り出したお芋サンタさんと、右上の子芋三兄弟を比べて下さい⁉
一目瞭然に、お芋サンタさんの圧勝。本物の芋ぽい。
片や、クレパスで描いただけの子芋三兄弟たちは、お芋のリアリティーに欠けています。
お芋から育てて、お芋アートまで一貫して出来ると、喜びもひとしおでしょうね。そのような園芸療法のプログラムもあるそうです。
先生曰く「お芋を育てたり、畑へ行けない人にもお芋堀の様な体験をして欲しい。その様なプログラムです」と言われました。
クリニカルアートは、臨床美術士が認知症の症状改善を目的として開発されました。症状改善やリハビリのために開発された芸術療法の1つです。現在では、認知症予防の他、一般成人や子どもまで年齢を問わず行わているそうです。
ポイントは植物じたいを知って描く=見て・触る・嗅ぐ・食べる・聞くの五感を生かして表現する。
そして、対象者の作品を愛でて褒めること、その声かけが重要です。初対面や話べたな人でも、作品を通じてのコミュニケーションは明るく弾みます。
正月休みの宿題は、「クリニカルアートが向いていると考えられる対象者とその理由」
例えば、無菌室から出られない抗ガン治療中者や入院中でベット上生活の患者様など、様々な想定が出来ますね。
私のフィールドは産業保健なので、働く人の気分転換としてメンタルヘルスの1次予防などに活用できるのではと思いました。実際に私は体験して、とても楽しかったし、自宅で見るたびにHAPPY♡
関連ブログ クライアント別園芸療法
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